先日、『超看板展』という展示を見に行ってきました。
ネオンベンダー、グラフィックデザイナー、建築家など数名の異なる職の製作者による看板の小規模展示でした。
看板業を営んでいると、ついつい売上重視となったり、単純な販促ツールと捉えてしまいがちですが、
実は看板とは店などの表情を表す大変個性的な存在であると言えます。
看板自体は小さくても、店主や作り手の思いや拘り、遊び心などの要素を込める余地が大いにあるものです。
そんな看板の価値を再認識させられる展示会であり、主催者とも話が盛り上がりました。
作品の一つに、写真のようなネオンが飾ってありました。
これは店の看板という感じではありませんが、スイッチのON/OFFで遊べる作品です。
側面に切替スイッチがあり、アルゴンとネオンを別々に点灯させることができます。
ネオンは赤く光るネオンガスと青く光るアルゴンガスと、ガラス管の色の組合せで色々な色に光らせます。
それぞれのガスでどんな色を出すのか、そんな実験ができる作品で面白かったです。
社長
池袋西武のショーウインドーにネオンアートが出現しました。
これはクリスマス用に描かれたアート作品の一部分で、実は建物壁面30mにわたり表現されています。
壁はまるで落書きのような演出によって一瞬ハッとしますが、よく見るとサンタがいたりしてかわいらしい。
夜になると3カ所のショーウインドーのネオンがキレイで、思わず立ち止まって見入ってしまいます。
もうしばらく見ていたいのですが、残念ながらクリスマスまでのようです。
社長
旭川動物園の近くに、白い恋人とコラボした広告塔がありました。
だいぶ年数は経っているのか塗装の剥がれが見られますが、目を引く看板です。
シロクマが看板(クッキー)をかじっている姿にしたら面白いのになぁ などと勝手に想像しております。
さて、動物園に入るとこんなユニークなゴリラの自動販売機がありました。
水にダイブするシロクマに加え、自由奔放に動き回るオラウータン、サル、ゴリラもとても人気です。
因みにゴリラの手はゴミ箱になっています。
最後は園内のご当地郵便ポスト。
決して広くて立派な施設とは言えませんが、随所に工夫が施されていて評判通り面白い動物園でした。
社長
表参道のスパイラルホールにて、ジャン=リュック・ヴィルムートの回顧展が開催されています。(8月17日(土)~8月25日(日))
世界的に活躍したフランスのアーティストで、2015年に急逝しました。
その氏の生前の作品の一つにネオンを使ったものがあり、このネオンが何年もの間大切に保管されていて今回再点灯となりました。
本来は壁に直接取り付ける方法を取りたかったのですが、本展覧会後にも色々と活用されるということで、台座に取付けたかたちです。
BAR SEDUIREとは魅惑のバーという作品のタイトルです。
本特集最後となります、今日も木彫看板。
なんと、小学校の看板も木彫りでした。
大雪山を背景に一輪車を乗りこなす児童。花はスズランでしょうか。生徒さんが考えた絵柄でしょうか。
気になったのでちょっと調べてみました。
が、情報みつかりませんでした。
店舗や公共施設のみならず、一般企業にもこの木彫看板はありました。
いかにも鍛冶屋って感じの看板です。
固そうな業種の企業でも、なんだかホンワカさせられますね。
次回は美瑛の看板をご紹介します。
社長