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DATE : 2014.04.28
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地獄組に遭遇

2014.4.28_1.jpg

青山周辺はサインウォッチングでよく散策するエリアなのですが、先日嬉しいことにこの木造建築に鉢合わせ。
この日は本当に偶然で、ただ何気なく横道に入ったらあったんです。隈研吾氏の作品が!
前に写真か何かでボーっと見ただけで何の建物だか知らず、実際近寄っても何だか分かりませんでした。
なかなか入りにくい雰囲気だったので、その日は外観を眺めておしまい。
あとで調べたら台湾のパイナップルケーキ屋でした。なんだ入ればよかった~。(大後悔)

この建築は地獄組という日本の伝統技術が用いられ、複雑過ぎてわけ分からん状態。
かなり近寄ってみたらヒノキのよい香りがしました。
いまは白くてきれいですが、年数経ったらどう見えるのでしょうか。少し心配。

お店のサインは木組みの間からニュッと出ているステンレス製。
文字がかなり読みづらく、やっぱり何のお店だかよく分かりません。
2014.4.28_2.jpg

そして下の写真は去年の夏に太宰府天満宮に行ったときに見たスタバ。
こちらも同じ建築士による地獄組です。
地獄組、恐ろしげなネーミングですが、引き立ちますね。
2014.4.28_3.jpg

社長

DATE : 2014.04.23
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地上450mから見える広告

2014.4.23_1.jpg
先日やっとこさ東京スカイツリーの展望台に上ってきました。
コスト、混雑を考えると、東京タワーのように気軽に上るわけにはいきません。
実際、この日も家族三人で約8千円の出費と90分の待ち時間を食らったわけですが、
まあ一度くらいならいいかな、と。

で、地上450mからの眺めは最高?
でもなく、遠くの景色はスモッグで霞んでました。。。
おまけに微妙に揺れているのか、少々気分が悪くなってきたりして。。。
まあ一度くらいはいいかな、と。

さて、幾つかの建物を上から眺めると屋上面に描き文字がちらほら。
ほとんどは○○学校とかで、たぶん災害時などに救助ヘリに認識させるためだろうと思われます。
でも中には明らかな広告があるのですが、そもそもOKなのでしょうか。
観光客の視界にバッチリ納まるということでは、屋根は恰好の広告媒体。
しかし目にするのが不特定多数かどうかは地域条例によるようで、
この地区はどうなのでしょうか。
正直調べていないので分かりません!

仮に我が社が広告を出したら、みたいなことを想像して作ってみました。
たぶん許可してくれないだろうし、クレームきそう。

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社長

DATE : 2014.04.21
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安全会議

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東京システックとパートナー会社とで組織している"労災防止協議会"において、このたび安全会議を開催しました。
この協議会、今年度で第40期となり、考えてみましたら長い歴史をもっています。
結成のきっかけは昔大きな労災事故を経験し、事故撲滅に皆で取り組もうと始めたことです。
近年は日本社会も成熟し法制化も進んだお陰で、安全啓蒙は各社で普通に行われており、大きな事故も聞かなくなりました。
世間的にも厳しい目があるため、事故に対しては大小問わずナーバスになります。
とはいうものの、我々のように現場工事を伴う会社にとっては常に事故の可能性は拭えないのが現状。
事故が起きる可能性はいつだってあるという危機感をもって日ごろの作業にあたらねばと考えます。

ということで今回は外部講師にお願いしてレクチャーとディスカッションを行いました。
ポイントは1個の重大事故に対して29個の軽い事故と300個のヒヤリハットがあるぞという、ハインリッヒの法則。
つまり表面化している事故は氷山の一角で、予備軍が沢山あるという認識の重要性です。
逆に言えば日ごろの安全確認で予備軍を抑えていけば重大事故の可能性はゼロに近づきますね。
その予備軍であるヒヤリハットは自分で経験するよりも、他人から経験談を聞くことでも知識がより豊富になります。
という意味で、後半のディスカッションでもなかなか有意義な勉強ができたことかと思います。

現実の工事現場では常に納期と効率化とイレギュラーな事態への対応がつきもの。
それらも大事なのですが"安全に"という前提を忘れないで欲しいものです。

「今日も一日ご安全に!」

社長

DATE : 2014.04.16
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暖簾の似合う街

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地下鉄の三越前駅で半蔵門線と銀座線を結ぶ地下通路に「熈代勝覧」という絵巻が展示してあります。
そこには江戸時代の日本橋界隈の風景が描かれているのですが、商店の蒼い暖簾が際立っています。
その江戸風情の再現か、地上に出ると幾つかの大きな暖簾を目にします。

最近完成して4つになったコレド(日本橋と室町)にもそれぞれ紋章の入った暖簾が掛けてありました。
この暖簾、三井タワーのものを含めて二人のデザイナーの作品であるそうです。
改めて意識して街を見渡してみると大小さまざまな暖簾が結構あることに気が付きます。
店舗単体で見るととても風情があって商売とマッチしているのですが、通り全体で見ると暖簾の良さも少々埋もれがち?
現在はビルの形状やファサードもまちまちなので仕方がないのでしょうね。
それにしても暖簾は古い木造店舗のみならず近代的なビルにもよく似合うのが不思議です。

今回の暖簾プロジェクトのだいぶ以前から大きな暖簾を掛けていた三越の写真を最後に載せました。

また「熈代勝覧」については過去のブログ江戸時代の看板をご参照ください。


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社長

DATE : 2014.04.14
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水槽の中のサイン

2014.4.12_1.jpg休日に子供と一緒に東京スカイツリーの下にある「すみだ水族館」へ初めて行ってきました。
こちらのサイン計画は廣村デザイン事務所によるもので、昨年のSDA賞で賞を獲得しているので是非見たいと思っていたところです。
しかも私は自宅で熱帯魚飼育を趣味として始めるほど、実は結構水族館が好きです。
あの暗い空間できれいな魚とか水草とか眺めていると気持ちが落ち着きます。

で、この水族館で感じたのは、やはりサイン計画の良さですね。
細密画や記号などを用いてバランスよく美しくサインが配置されています。
しかも照明演出がまた絶妙。
これは実際に見に行って体感してもらいたいところです。

ほかに、デジタルサイネージによる演出と解説。
水槽ごとに小さな画面があって写真と解説を交互に映し出す手法は今までに無かったと思います。
これによりサインのために余計なスペースと照明がいらなくなり、暗い雰囲気を壊しません。
また、特に面白いと感じたのが"水槽の中のサイン"です。(冒頭の写真)
同じ水槽内にサインと魚を一緒にしてしまうとは!

すみだ水族館は子供ももちろん、大人も十分に楽しめる施設であることは間違いありませんね。

社長